次は私からの報告です 【スタッフ】 2017/06/12
 ご無沙汰している間に、どうやら梅雨入りしたようですね。お伝えしなければならないこともあるのにのんびりしすぎていました…
 まずは、この度正式に、日本糖尿病療養指導士になりましたことをご報告致します。これからはこの資格により当院の発展に貢献できるということで気の引き締まる思いです。
 もう一つ、6月から診療日時が変わったことにお気づきでしょうか?これまで土曜日は隔週でしたが、毎週土曜午前を診療することと致しました。第2,第4土曜日に間違えて来ちゃった、なんてことはもうありませんよ!
 また、診療開始時間も午前午後ともに30分早めています。これまで通り予約制にはしていませんので、よりご都合に合わせやすくなれば幸いです。
 最後にここだけのお話しをちょっとだけ。
 「午前と午後どちらが空いていますか?」とお問い合わせ頂くことがあります。現在のところ、比較的午前中の方が混み合うことが多いように感じます。時々は午後が忙しくなることもありますが。
 後はお天気の影響や周囲が休診している木曜日などは少し動向が変わりますね。
 ご参考までに……

  近況報告 【院長】 2017/06/08
 こんにちは。しばらくブログを更新しておりませんでした。今回は“例外の話“はお休みとし、当院の近況をご報告したいと思います。
 当院では毎月一回糖尿病勉強会を行なっています。これまで25回行ないましたが、最近の24回(今年の5月)、25回(今年の6月)は管理栄養士さんに担当してもらいました。この方は他の病院にお勤めで、そこで管理栄養士として働いていらっしゃる方です。普段は病院で患者さんの栄養指導を行なっております。当院での勉強会に興味をもって22回頃から参加されていましたが、せっかく資格をお持ちですので講師をお願いしましたところ快諾して頂きました。2回の勉強会では食事療法についてお話して頂きました。基本的な栄養素の話から食品交換表の話まで、患者さんの感想は、分かりやすく理解しやすかった、とのことでした。大変勉強になり今後の治療に活かせるとおっしゃっていました。また、機会を作ってお話し頂くことにしました。次回は7月2日(日)で、私が担当します。日時、内容はホームページに掲載されています。
 次に、統計学の研究の進行状況のご報告です。約1年半前に千葉大学大学院理学研究科数学・情報数理学コースの汪先生と協同研究を開始しました。これまでに、汪先生は昨年のスペインで開催された2016年国際計算機統計学会(英語で発表)、2017年度日本計量生物学会(今年の3月名古屋)で発表されています。現在は論文を執筆中です。数理統計学的とベイズ統計学を融合させ、データ解析に新しい手法(論理)を提案しているものと理解しています。数学的にはかなり高度ですので、ここで私が易しく解説できるものではありません。この研究を踏まえて私は医学分野、特に糖尿病の診断に新風を吹き込みたいと考えています。そこで私も論文執筆に着手しました。当分の間は文献検索や医学と数学を結合させた論理構成に頭と時間を使うつもりです。
 次回は例外の話に戻ります。 

 例外の話 第6回目 【院長】 2017/03/13
 今回は例外の第6回目です。前回は例外の頻度について考えてみました。今回は例外とめったにない症例(患者さんのこと)について考えてみます。
 臨床医学では患者さんを症例 (ケース、case)と言います。一般的によく遭遇する病気の症例はcommon case と言い、めったにない病気の症例をrare case と呼んでいます。Rare caseは症例報告の対象となります。症例報告とはめったにない患者さんのこと(症例)について病気の頻度、発症過程、特徴、診断、治療などを纏めて報告することです。
 めったにしか経験することのない症例は、症例報告をすることでその特徴を他の医者が間接経験し、次にその医師が同じような症例に遭遇した時、参考になることを期待して行われます。めったにない症例を報告することにより、他の医師と知識を共有できることになります。報告する医師にとっては、このようなまったにない症例は診断が難しいため、診断に至るまでに深い思考、幅広い医学的知識や特別な検査を必要とし、時間、労力、気力を必要とすることが多いのです。つまり、病気を診断するまでの過程が医者にとって大変勉強になるため貴重な症例と考えら、研修医や経験の浅い比較的若い医師が報告をすることが多いのです。また、症例報告は患者さんひとりひとりを大切にする心構えを学ぶ機会にもなります。報告を読む医師にとっては楽をしてめったにない症例を学べることになります。先ほど、症例報告は若い医師がすることが多いと言いましたが、経験豊富な医師にとっても症例報告は重要で有り、生涯続ける必要があると考えられます。その意味で医師は生涯研修医と言えましょう。私は60歳を過ぎてから症例報告を行ったことが有ります。少し薹が立った医者ではありますが、生涯研修医の気概を示したかったからです。
 今回は例外的な症例(rare case)が役に立つことを考えてみました。

 春が来る前に 【スタッフ】 2017/03/06 
 春の足音が聞こえてこないかと、耳を澄ましている今日この頃。花粉が舞い広がる騒がしさで聞き逃してしまいそうです。

 まず一つ報告で、先日、糖尿病療養指導士の試験を受けてきました。結果はもう少し先になりますが、良い報告ができればいいなと思いつつ、あとは待つほかありません。

 さて、書き出しでもふれましたが、花粉症がある方にとってはつらい時期になってきたようですね。私はならずに済んでいるので人ごとのようになってしまっていますが。花粉症のお薬をもらいに来る方が増えてきているので、そういう時期が来たんだなぁと把握している次第です。
 そんな中で、「いつもは耳鼻科でもらっているんだけど、内科でも出してもらえますか?」と聞かれることがあります。花粉症は鼻や目の症状が強いために、そちらがメインの診療科へかかっているケースはよくあります。答えは、内科もOKです。何の問題もありません。花粉症は、花粉に対するアレルギーですので、アレルギーは内科の診療範囲になります。
 そういうわけで、花粉症で当院を受診されている方は何人もいます。このような形を通して、かかりつけの医院となるきっかけにしてくれたらいいなと思っています。

 インフル注意報 【スタッフ】 2017/02/03
 あけおめから早1ヶ月が経ちますね。私がここに書くのはそれ以来で…月に1度は書くようにしないとな!
 さて本題に入りますが、冬もまっただ中となり、インフルエンザの患者さんを当院でもちらほら見かけるようになってきました。インフルエンザの検査キットを常備しており、私はその検査のお手伝いもしています。ということは、私自身がもろにウイルスに接する機会が増えるんですよね。だからといってホイホイ感染していられるわけもなく。検査の都度手洗いし、帰宅後は手洗いうがいを欠かしません。一応ワクチンも接種済みですが、それは念のための保険みたいな。おかげで今のところ風邪すらも引いていません。このままの状態を維持していきたいですね。
 現在はインフルエンザAが猛威を振るっていますが、そろそろBの方も顔を出してきそうなので、3月くらいまでは気を抜かないようにしないとです。「手洗い・うがい」当たり前のことで、もはや耳タコな言葉かもしれません。だけれども、これが一番の撃退法で私のお墨付き。皆さんも習慣になるくらいやっておきましょう!!

 例外の話 第5回 【院長】 2017/01/13
 例外の話の第5回目です。
 前回の少数例の話は難しかったようです。しっかりした説明は出来ませんが、少数例とは例外とまでは言えないが通例の中で特徴の有る集団と考えておきます。
 今回は例外の頻度について考えてみます。頻度と言えば統計学です。統計学的には、おおよそ1% から5% に入る例を起こりにくい例と考えるようです。すこし幅がありますが、おおよそ100回に1回、あるいは20回に1回です。一般的には後者の20回に1回、つまり5%位が例外として考えられているようです。例外を感覚的に捉えるならば、あまり起きない珍しい事象と言えます。一般的には起こって欲しくない事象とも考えられます。しかし、反対もあります。宝くじを例にあげましょう。宝くじに当たるとは例外を引き当てることです。例外に賞金が付いているからです。高額の当選確率は20回に1回どころでなく、ずっと低くなりますが、こちらは起きて欲しい事象です。身近な例をもう一つあげましょう。お年玉年賀はがきの切手シートが当たる確率は、当選番号が下二桁の数字でそれが2個ですから百分の二となり五十枚に一枚となります。つまり2.0%です。
 余談ですが、私が医者になりたての頃、ある病院の院長先生が、良い医者は20人に1人位だよ、と言った言葉が記憶に残っています。よい医者をどう考えるかは一概には言えませんが、例えば病院の経営者である院長としては、良い医者とは患者さんのためによく働き収益の多い医者と考えられます。そういう良い医は、統計的に考えると例外的な医者と言うことになります。実際は如何でしょうか。良い医者の割合が珍しい事象、つまり例外的ということは少し残念なことに思えます。今回は例外の頻度を考えてみました。次回に続く。

 新年の診療スタートです! 【スタッフ】 2017/01/06
 新年明けましておめでとうございます。
 昨年は様々な経験をさせていただき、少しずつですが成長を感じることができました。
 困難なことへ挑戦するとなると、駆け出しは出遅れ気味で進行も人より遅いのですが、あせらず自分のペースを保てる精神力の強さでドロップアウトやリタイアすることなく着実にたどり着いてきました。気づいたら周りの方が失速していて、追い抜いていることもあります。
 私は、ウサギとカメでいう、カメさんなんですよね。それだからこそ今の私があるのだと思います。
 今年もまた変わらないペースで前へと歩んでいきます。ほさか内科医院で、患者さまの健康に寄り添いつつ、私の挑戦は続きます。

 例外の話 第4回目 【院長】 2016/11/29
 今回は例外の話の第4回目です。
 前回は例外の反対の言葉を考えてみました。今回は例外と通例の間を考えてみましょう。はたして、例外と通例の間に存在する例はあるのでしょうか。例えば、小数例について考えてみます。つまり少しは存在する例ということです。それを単に数が少数な例と考えてもよいのですが、例外と通例の間に存在するどちらにも属さない中間的または移行過程の例と考えてみます。従ってどちらの特徴も少しずつ持っている例と考えられます。例外の特徴は通例ではなく、一般原則の適応を受けないこと、一方通例の特徴は一般原則が適応できること、になります。この両者を有するとなると、どうやら少数例とは矛盾の塊になってしまいます。だから、小数例はそれ自身固有の特徴を持っていると考えた方がよいかもしれません。そうなると少数例はかなり例外に近寄った例と考えられます。ほとんど同じと考えておきましょう。少数例を説明するのは意外に難しいかもしれません。今後もっと深く考える必要があるようです。(次回に続く)

 例外の話 第3回目 【院長】 2016/11/10
 今回は例外の話の3回目です。
 例外の反対の言葉として、例内という言葉は存在するのでしょうか。いろいろな辞書を調べてみても存在しないようです。通例にあてはまらないこと、一般原則の適用を受けないことが例外であるのに、通例があてはまり、一般原則が適応できるという意味の言葉が存在しないのは不思議ですね。おそらくそれに該当する言葉は通例でしょう。通例とは容易に直ぐ頭から引き出せ、身近に在る例、と考えられます。しかも、通例は一般原則が適応できることに加えて通例どうしに共通する部分がある、と考えられます。共通する部分とは考え方、容姿、周囲の環境、過去の歴史などに存在するもので、これが存在するために通例同士お互いが安心したり安定したり出来るのでしょう。集団の中で安心し安定して存在するためにはこの部分は欠かせません。これとは反対に例外は集団の中では違いが目立ち、浮いた不安定な存在となります。安定を求めるには例外的な要素は出来るだけ少ない方がいいかもしれません。例外として存在するためには強い精神力が必要でしょう。(次回に続く)

 例外について 【院長】 2016/10/06
 今回は例外の2です。
 これまでの人生を振り返って、自分について考えてみますと、やはり自分は通例に当てはまり難い人間である気がします。しかし、私の全部が全部例外であった訳ではありません。他人と全くかけ離れた人間とは考えにくいので、例外的な面を持っている人間、と言った方が正確でしょうか。それは発想であったり行動であったりでした。例えば、発想が違うな、と思った時は小学校5年生の国語の授業の時でした。先生が段落のまとめを生徒に質問した時に、多くの生徒は短い文章でまとめていたのですが、自分はたった一言の単語で済ましていました。これが先生や他の生徒から見るととても奇妙な発想だったようです。つまりたった一言の単語で段落をまとめることは無理ではないか、と思ったようです。自分としてはこれが自然な発想だったのですが。この時、子供ながら他人と発想が違う、と感じました。また、中学校を卒業する時に残す卒業生の言葉を書いた時のことでした。努力、雑草のようになど人生を励ます言葉や有名な人が残した言葉などが多かったことを記憶していますが、私が残した言葉は“人には色々な面があるので人に対する見方は一面的になってはいけない”といった少し独創的(?)なものでした。例外的な発想の私でしたのでこのような言葉が浮かんだのでしょう。今後も例外を大切にして人生を謳歌したいと思っています。(次回に続く)

 余談 【院長】 2016/10/06
 余談の続き
 当院のブログは院長の私とスタッフの意見で構成されています。私のテーマは統計学の話、コレステロールや血糖値の話、そして余談です。余談は何を書いてもよいのでテーマとは言えませんがこれからは的を絞って“例外の話”にしたいと思っています。今回は例外の話の一回目とします。
 これから例外という言葉について考えて行きたいと思います。よく分かりませんが、例外という言葉はわたし(自分)にはとても親しみの持てる言葉です。子供の頃から、自分は他の人とは何となく違う、といった感覚を持っていました。自分の行動を他の人の行動と比較した時や自分の考え方を他の人の考え方と比較した時に湧いたぼんやりとした感覚です。
 goo国語辞書では、例外とは、通例にあてはまらないこと。一般原則の適用を受けないこと。決まりや法則が及ばないもの。「―として扱う」「―を設ける」「―的に参加を認める」という説明がありました。例の外で通常にあてはまらない、またはあらかじめの想定から外れたものとも言えます。一方、例外のない規則はない、という慣用句もあります。どんな規則にも例外がある、という意味ですから規則を作っても例外は必ず存在する、例外を無視できない、ということでしょう。英語では There is no rule without exception.高校生の時に習いましたね。例外を特例と比較すると例外の意味がより分かりやすくなります。例外は先ほど説明しましたので特例について説明します。特例とは特別な例、特別な決まりや法則のこと。あらかじめ想定して決めたものと説明されています。例外は想定外か、特例は想定内と言うことです。少し拡張して個人的な感想を述べれば、例外的な存在でも姑息にならないでいいとも考えられます。(次回に続く)

 糖尿病勉強会って何してるの?? 【スタッフ】 2016/10/04
 ・・・という声がどこからともなく聞こえてくるような、空耳ですかね。ホームページにも案内のページを設けてはいますが、それだけではいまいちイメージがわきにくいかもしれませんね。

 この糖尿病勉強会は昨年4月からスタートしまして、先日18回目を終えました。約1年と半年間継続していて、毎回4~8人くらいの方がお越しくださっています。毎回来られる方、時々来られる方、初めて来られる方とその都度顔ぶれは変わります。”糖尿病勉強会”という堅苦しそうな名前ですが、こちらからの一方的な説明だけとうわけではなく、患者さんからの質問が飛び交ったり、患者さん同士が交流を深める場でもあります。いわゆる患者会の一種です。いずれ名前は変えるべきだなとは思います。名前を募集したいくらいです。

 そして毎回テーマを設けていますが、先日10/2の場合は「基礎から考える食事の話」でした。この回ではアイスと血糖測定の機器を用意して、アイスを食べる前と食べた後30分後に血糖を測定してもらいました。甘いものを食べることで血糖の変動がどうなるのかを実際に知ることで、より関心が高まってもらえればと企画しました。

 普段の診察では長くお待たせしないことを意識していますので、一人あたりの診察時間はどうしても限られてしまいます。勉強会を設けることで、もっとお伝えしたいと思っていることをじっくりとお話することができますし、患者さんからのご意見をゆっくりお伺いすることもできています。何より、保坂先生ご自身が楽しんで企画されていますので、その雰囲気のおかげか和気あいあいとしている会だなと私は感じています。

 今後も引き続き、様々なテーマで行っていきますが、一度行ったテーマも繰り返し実施していく予定です。毎月1回、第一日曜日午後3時~4時に行っていますので、ご興味のある方は都合の付く回だけでもかまいませんので足をお運びいただけると幸いです。

 ブログに書くこと考え中 【スタッフ】 2016/09/14
 セミの鳴き声がすっかり聞こえなくなり、肌に触れる空気も涼しく感じるようになってきました。

 そんな季節の変わり目に差し掛かっていることもあり、体調を崩される方が増えているようです。喉の痛みや咳など呼吸器系に影響が出ている方が多く見られます。体調管理をおろそかには出来ない時期だと思います。

 私も手洗いうがいを毎日欠かさず行って元気な姿で患者さんに向き合えるよう努めています。幸い開業以来一度も体調不良でお休みしたことはありません。そういえば高校生のときくらいから無欠席だったように思います。風邪らしい風邪を引いたのはいつだったかな…

 このブログに何を書いていこうか考えているのですが、ポツポツとアイディアは浮かびつつもまだ文章としてまとまりきってはいません。薬剤師らしく薬の話を書くのもよし、糖尿病勉強会の報告を書くのもよし、その他医院に関する事ならなんでもよし。なのでもう少しじっくり練りこみます。お楽しみに!

 統計学、その後 【院長 2016/08/30
 前回のブログには昨年の江戸川区医師会誌に統計学を始めた記事を書きましたが、今回はその後の経過をお話したいと思います。統計学を始めたのは、集団を対象として統計学的に得られた知見を個人に還元するのはどうすればよいか、を知りたいのが理由でした。そのため平成27年4月千葉大学理学部に統計学の科目履修生として入学しました。一年間勉強してから、科目担当の汪金芳教授に私の考えをお話しました。幸いにも汪先生は私の考えを理解され、さらに、それを研究レベルに引き上げてくださいました。とても嬉しかったですね。それが今年の3月です。その後、何度も汪先生とお会いして討論を重ねました。私にとっては大変難しい数学的な思考、数式を汪先生はすらすらと示されました。正直なところ理解してついて行くのがとても大変でしたが、何とか分かったふりをして討論に参加させて頂きました。6月には、汪先生はこれまでの研究成果を今年の8月にスペインで開催された国際計算機統計学会に発表される予定を立てられました。そして、先日発表されました。もちろん英語です。私は共同研究者として頂きました。とても光栄です。先生が帰国されたら、さらに研究を重ね論文として報告できるように努力したいと思っています。具体的な内容を論文としてお示し出来ればいいですね。まだまだ先ですが。

 ほさか内科医院の特徴 【スタッフ】 2016/08/03
 薬剤師兼、医療事務のスタッフです。

 梅雨が明けていよいよ夏本番となってきましたね!そんな8月から、江戸川区にお住いの65歳以上の方の国保健診と75歳以上の方の長寿健診が始まりました。対象の方には江戸川区から受診票が届いているかと思います。10月までの3か月間、当院でも受け付けていますので積極的に利用していただきたいです。

 この健診を実施していることや地域性から、当院に来られる患者さんはご高齢の方が多いように感じます。最寄駅は都営新宿線船堀駅ですがそこから徒歩約20分と少々離れた場所にあります。バスを使えばJRの駅からも来ることができますが、そこまで交通の便が良い立地とはいえません。そのため来院される患者さんは近辺に住まわれている方が大半となっています。商店街や小学校も近くにはあるのですが、やはり周辺地域の特性としてはご高齢の方が多く潜在されているようです。

 そういったご高齢の方の中には、距離の遠さや混雑等で病院への通院が困難になっていることが多いようです。そこで当院が徒歩で通院できる圏内であったり、往診にも対応していることもあり、違った意味での利便性があるといえます。

 ご高齢の方の場合、糖尿病を患っていることも多く、今後ますます増えてくることが予想されています。それに反してこの近辺には当院のような糖尿病を専門としたクリニックは少ないのが現状です。そのため、専門としていない内科のクリニックが糖尿病を治療しているケースも多く見受けられ、本来は片手間で治療できる領域ではないのになと危機感を覚えることもあります。このような手薄になっている領域をカバーできることが当院の強みだと思います。

 糖尿病で来られるのはご高齢の方だけでなく、若い方や中高年の方など世代を問わず様々です。病院ほど堅苦しくなく専門治療を受けられるので、気兼ねなく前向きに通院されている方が多い印象です。最近では、病院の方からの逆紹介で来られる方も増えてきており、必要とされる領域であると実感しています。

 また、消化器系に関しても専門として標榜しています。消化器内科(類似名称;胃腸科)を標榜しているクリニックは珍しくありませんが、専門資格の有無に関係なく標榜できるので内科に毛を生やしているだけのクリニックもあるかもしれません。当院の場合は、専門の資格を持った医師ですので、三本柱の一つとして掲げています。

 したがって必然的に内視鏡検査等の希望も多く、その場合は江戸川区医師会医療検査センターへ依頼しています。内視鏡の機材は目まぐるしく進歩しており院内に設備を設けることが難しいため、検査センターへ依頼する形をとっています。検査結果は当院に戻ってきますので、それを基に専門的知見から判断しています。内視鏡検査は「苦しい」「辛い」というイメージを持たれている方もいるようですが、実際に検査を受けてこられた方の感想をおうかがいすると、「楽だった」「あっという間だった」といった声をお聞きしています。ですので検査センターへは安心して依頼できています。内視鏡検査まではいかなくても、エコー(超音波)検査やCT検査(検査センターへ依頼)で判断する場合もあります。

 以上のように専門を二つ掲げてはいますが、当院の名前は『ほさか”内科”医院』となっています。これは、地域に根付くためにはやはり内科全般を診療できることが基盤として重要だからです。ご高齢の方ですと、いくつかの病気を合併されている場合が多く、一つだけでなく全体を診ていくことが必要です。誰にでも起こりうる風邪の症状はもちろんのこと、高血圧や脂質異常症などの生活習慣病で定期的に通院されている方もいます。

 ホームページをご覧いただければ分かりますとおり、脂質異常症(コレステロール)に関しては力をいれていますので、最近関心が高まってきていることもあり、わざわざ遠くから足を運んでくださる方もいらっしゃいます。こんな小さなクリニックでも注目される部分があるのだと気が引き締まる思いです。

 余談ですが、診察を終えて会計しているときに、「先生がよく話を聞いてくださって、早く来ればよかった」とか「薬は最小限にしてくれるので、たくさん飲まなくていいのは助かる」といったことおっしゃて下さる方もます。その言葉を聞くと私も一緒にうれしくなります。

 そんな患者さんのために、患者さんの声に耳を傾け、患者さんの身近にある医院としてこれからも最善を尽くしていきたいと思っています。

 スタッフ初投稿です 【スタッフ】 2016/07/21
 ほさか内科医院のスタッフとして初めて書かせていただきます。

今のところスタッフは私一人なのですが、私は薬剤師であり医療事務の資格も持っていますので兼任しています。

 当院は糖尿病の専門医院ですのでインスリン等の注射薬に関しては院内で処方しています。注射薬の管理には細心の注意が必要ですので、薬剤師として管理から投薬まで行っています。また、それにともなった血糖自己測定の機器類の管理も行っています。その他にも検査薬や点滴などもありますので院内の医薬品については安全に取り扱えるよう努めています。

 このように外来のみのクリニックで、看護師ではなく薬剤師がいるという体制は珍しいかもしれません。院長の考えとしては、診療行為は自らがすべてを担えるけれども、医薬品や医療事務に関しては範ちゅうをこえるのでそこをしっかりと補ってもらいたいという方針のようです。

 私が薬剤師なら携わることの多いであろう薬局ではなくこの医院を選んだのには、院長の方針に合っていたことに加えて、ここだからこそ目指せる目標があったからです。 

 それは、「糖尿病療養指導士」という資格の取得です。これを受験するためにはいくつかの条件があり、簡単に説明しますと、まず薬剤師などの決められた医療資格をもっていること、そして2年以上継続して勤務しその間に規定の時間以上を糖尿病患者さんと直に接して治療に携わっていること、専門医のいるところであること、といったものです。

 当院は開業から3年目を迎え、すべての条件がそろいました。来年の3月には受験する予定ですので、現在はそれに向けて勉強に励んでいます。

 この試験に合格し資格を取得できれば、糖尿病に関してはスペシャリストの薬剤師になるということです。そうなったら、医院としてもより格が上がった医療が提供できるようになるのではないかと意欲に燃えています。

 余談です。 【院長】 2016/07/18
 今回は余談です。
昨年(2015年)の江戸川区医師会会報321号(2015年11月発行)に投稿した随筆をそのまま掲載します。この随筆を投稿した後、今年(2016年)の3月から千葉大学理学部数学科の汪教授との共同研究がスタートしました。まだ具体的な成果は出ていませんが、成果が見られましたら掲載します。随筆は以下です。

 小さな決意
保坂成俊(ほさかしげとし)第3支部

 私は今年の3月に小さな決意をしました。その決意とは〝ある目標を達成しよう“ということです。その目標を15年くらい持ち続けています。しかし、いつになっても達成できそうもなく、その気持ちに区切りをつけるために決意しました。気持ちを持続させるため、大学の科目履修生になって基本的な勉強から始めようと考えました。休診日の午後、大学へ赴き二十歳位の学生と授業に臨んでいます。なぜか歳の差は感じません。ご存知の通り、科目履修とは学びたい科目のみ履修出来る制度で、一度大学を卒業していれば入学の基準は厳しくはありません。選んだ科目は統計学です。いま流行りの統計学ですが、興味は約46年前の学生の時に受けた数理統計学まで遡ります。現在の私の年齢は66歳です。

 私は医師になる前に農学部を卒業しました。農学部では数理統計学は必修でした。現場で役に立つ学問と考えられていたからだと思います。しかし、就職先は大学の基礎医学研究室でしたので、統計学は研究データの解析に利用したくらいでした。約10年の研究生活の後、医学部に再入学しました。卒業後は臨床医になったのですが、統計学はむしろ臨床医になってからの方が必要でした。臨床研究データの解析は基礎医学の研究データ解析よりも複雑で難しいものです。また、臨床研究論文を理解するだけでなく、論文の作成のためには、しっかりした基本的な統計学の知識が求められます。浅い知識は通用しなかったのです。臨床研究で得られた成果を患者さんに適応する段階、つまり治療となりますと、ある問題が浮かび上がってきました。例えば血圧、コレステロール値、血糖値などが基準値より高ければ投薬を考えます。その場合、基準値より高い患者さん全員に投与する、と言った単純なものではありません。その患者さんの個別的特徴を考えて投与することになります。そこに、投与される患者側の個別的特徴に由来する基準が発生します。基準は医師の経験で設定されることが多いと思いますが、それをより客観的に解析したいと思いました。そのためには、さらに深い知識が要求される気がします。まだ具体的な統計学的解析手段は決まっていません。これからの課題です。

 西千葉駅に隣接する大学キャンパスは若さに溢れています。肉体的な若さは多少衰えても、知的若さは衰えることがありません。無限の可能性を信じて、〝投与される患者側の個別の基準を客観的に解析する“ことを、小さく決意しました。息長くギブアップすることなく地道に努力したいと考えています。

以上です。

 コレステロールの話 【院長】 2016/07/07
 コレステロールと病気の発生頻度について調べた疫学調査では、コレステロールは220mg/dl以上では心筋梗塞の発症が増加しはじめ、200mg/dl以下ですとがんなどが増加するようです。ただし、これらの結果は統計的に検証されたものではなく、あくまで傾向が有るといった弱いものです。しかし、コレステロールの治療にあたる際、特にコレステロールを低下させる時にはこのことを考慮しながら200mg/dl以上にコントロールすることが大切と思われます。薬の副作用につきましては、内服し始めて1か月以内に発生します横紋筋融解症などがありますが、頻度はまれです。私の経験では、軽度の筋肉痛が出現することは経験しましたが、その時点で中止し重大なことに至った症例はありませんでした。長期に亘って内服している方に横紋筋融解症が出現した経験はございません。

 これまで、コレステロール低下の薬を処方する時は、200mg/dl以下にしないようにしておりましたので、この点は確認できたと思います。現実的には多少200mg/dl以下になっても180mg/dl以上であれば、がんの発生頻度は低いようです。また、コレステロールの役割について語る時、その種類について言及しなければ片手落ちです。LDL, HDL, 超悪玉などを調べそれらの数値と超悪玉の有無の検討が必要です。この点は当院のホームページのコレステロールの話を参照下さい。

 ブログ(blog)始めました。 【院長】 2016/07/07
 ブログ始めました。日頃考えている事を掲載します。

 最近では、週刊誌で取り上げられた薬の記事に関心が有ります。少し違和感が有りますが、納得できる面もあり無視できません。後日、感想を掲載します。

 また、テーマを設定して連続で考えてみたいとも思っています。院長より